Lv.1
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2か月前ぐらいからちょっとずつ借りてちょっとずつ読んでたNARUTOをようやく読み終えました(全72巻)

以下、ネタバレもありな感想。


かなり時間をかけてしまった上、もう返却して手元に漫画がないのでうろ覚えな部分も多いけど、やっぱり前半の方が好きかな。
後半、特に終盤はスケールがでかくなりすぎ、壮大すぎてわかりにくいところなども多かった。

それは最近のジャンプ漫画全般に言えることかもしれないけども。

【好きな戦い】
・シカマルvsテマリ(影縛りという地味な技なのに魅せる知能戦)
・サスケ奪還のため音の5人衆との戦い(どの戦いもよかった。助っ人も含め。)
・大蛇丸&マンダ・綱手&カツユ・自来也&ガマブン太(ガマブン太かっこいい)
・ナルト、初めて螺旋丸成功、カブトに炸裂(カブトはしぶとくてウザいのでいっそこのとき死んで欲しかった)
・チヨバァ&サクラvsサソリ(次々に出てくるクグツのデザインやカラクリ仕掛けがどれもツボ。)
・ナルトvsペイン(おぜん立てばっちりからの登場がいい。正直作中で一番の盛り上がりどころだと思う。)

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ガマブン太、ガマケン、ガマヒロを連れての登場はよかった。

【好きなシーン】
・サクラ、髪をバッサリ(いのと友達でありながらも忍者として、女としてライバルというのもいい。)
・シカマルとチョウジの出会いの回想シーン(チョウジvs次郎坊にて。このシーンを名シーンとして挙げる人はまずいないだろうけども、なぜか涙が出た。友達ってのはこういう感じでいたいものです。)
・口寄せ三竦み(先述のマンダ、カツユ、ガマブン太。でかい戦いは迫力があっていいなと思ったけども終盤は尾獣のバーゲンセール状態で戦闘力も破壊規模もインフレ化。この三匹の立場がなくなってしまったのが残念。次世代の三竦みもあったけど三忍の方がやっぱりよかった。)
・ナルト、螺旋丸成功からの綱手の火影就任決意(過去の回想との重なりもいい。)
・我愛羅とナルト(硬い絆と信頼で結ばれていく様がわかりやすく描かれていたと思う。)
・アスマ先生殉職(アスマ先生の遺言と、「煙が目に染みやがる」からの弔い合戦でタバコで着火して爆破して敵討ち、アスマの子をシカマルが弟子にすることを誓うことなど、涙腺を刺激する要素が多すぎる。)
・自来也の死を知ったときのナルト(一人で静かに涙を流す)
・和解の印(なんだかんだでね。このシーンのためにこの72巻にもわたる物語があるようなものだったりすると思うので。互いの腕はないけども、代わりに互いの血が交わっているということと、石像の手が和解の印になっているというのは綺麗に決まった。)

煙


【好きなキャラ】
・シカマル
・チョウジ
・自来也
・ガマブン太
・我愛羅

内容については語りだしたらきりがないのでこんなところで。
一言でいうなら「わかりにくい所も多かった」

内容以外については、序盤のコミックスに収録されていた作者の自伝が興味深かった。
少年ジャンプでワンピースに次ぐ人気漫画の作者なんだから、天才には違いないんだろうけども、本当に尋常ではない努力と苦労があったことがよく分かった。(主に美大卒業後のスランプの時期や、そのスランプを克服するための試行錯誤など。)

例えば作品作りの勉強にするため膨大な量の映画を見たという話。
そこからセリフ回しやストーリー構成、伏線の貼り方などを学んだらしく、特に凄いと思ったのは映画「パルプフィクション」は台詞を全部手書きで書きだしたとかいうエピソードだった。
そこまでする情熱が凄いよね。


また、漫画なので当然 絵 についてのこだわりも凄まじいものがあり、美術の専門知識のない私でも「パース、構図が凄い絵だな」と気付かされる絵が多々あった。
参考:NARUTOの作者「岸本斉史」の画力
  岸本斉史うめえええええええってなる画像貼る

今更ながら、よくよく見てみれば漫画というのは1コマ1コマは静止した世界。それらを組み合わせることでいかに動きや臨場感を表現できるのか、妥協なくとことん突き詰めまくって描いているなぁと音の5人衆のあたりを読んでて感じた。
放った矢、投げたクナイのスピードや起動を描くために矢の目線、クナイ目線の魚眼構図などがあったり。
組手のシーンなんかでも、相手のパンチをガードしたけど重心が後ろに傾いたから相手に蹴りを入れてバランスを立て直して…みたいな細かい動きを細かく描いてたり。

ワンピースと同じような内容だと思って読んでも、そういった点でいろいろ違いはあるので読んだことない人も読む価値はあるかと。

【その他、書いておきたいこと3点】

・ペインのときはカカシ先生を始めとするたくさんの死人が生き返ったから、忍界大戦でもみんな生き返ると思ってネジの死亡シーンもそういう目で見てたら最後に「生き返らんのかい!!!」ってなった。あれは気の毒すぎる。そもそもペインのときに「生き返るとかドラゴンボールかよ。都合よすぎだろ…」って思ったのもあったので、ペインのときに生き返らせるのをやめておくor主要キャラを殺さない方がよかった。

・最終回で、ナルトとヒナタ、サスケとサクラがそれぞれ結婚していたことが物議をかもしたけども、まぁ誰も余ることなく次の世代のお話ができたんだし、特に問題ないんじゃないかと私は思った。

・ナルト最終回時のジャンプの巻末コメントは全作者が「お疲れ様」一色だった。
でも、その中にはナルトの影に隠れてひっそりと打ち切られた若手もいたこと、その若手も空気を読んで
「岸本先生お疲れ様でした!自分は修行して出直してきます!ありがとうございました」
とコメントを残していたことをみんなには気付いてあげてほしい。

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あと、尾田栄一郎はこの号のワンピースの扉絵にもねぎらいのメッセージを込めていた。
ナルト最終回でのジャンプの巻末コメントが凄い尾田先生の扉絵も
お互いに交換して、ナルトがルフィの肉を食い、ルフィはナルトのラーメンを食べてます。
この二人、ジャンプを支える物同士、本当に仲良かったんだなぁ。

どうでもいいけど、4月の峯田君の結婚式のとき、峯田君の上司がスピーチの途中に露骨な下ネタを急にぶっこんできて会場の空気が凍り付いたことがあった。
一秒が永遠とも思える生き地獄のような感覚を味わい、あのときばかりは万華鏡車輪眼 月詠を食らったときのカカシ先生の気持ちがわかったんだってばよ…
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