Lv.1
無題
最近読んだ漫画。「旅する缶コーヒー」
缶コーヒーをめぐる様々な思い出をオムニバス形式で収録した短編漫画。
作者:マキヒロチの漫画に最近ハマッています。
「いつかティファニーで朝食を」も大好きなのでいずれ紹介したいところですが、今日は私にもある缶コーヒーにまつわる思い出話を書いておきます。



あれは私が19の時。
19というと、私が大学一年だった時で、地元の同級生の中には高卒でもう働いてる奴らも結構いた。

夏休みに帰省した際、友達と3人で集まり、近所のコンビニ前でだらだらとだべっていた時、同級生のゆー君とたまたま会った。

「おぉ、久しぶり」
みたいに他愛もない挨拶を交わし、ゆー君はコンビニに入っていった。
程なくコンビニから出てきたゆー君は、「よかったらこれ飲んで」と、缶コーヒーを3本俺らに渡してきた。

その缶コーヒーの奢り方が妙に堂に入ってて、「うわ、なんかこいつ大人だな」と妙に新鮮な驚きがあったのをよく覚えている。

今考えてみれば、ゆー君は普段から職場の先輩にそんな風に缶コーヒーをよく奢ってもらっていたんだろう。
親のすねを齧って一人暮らしの学生生活を送っていた自分から見たゆー君は、もう社会人として自立し、おっさんだらけの環境の中で着実におっさん化していく「大人の男」に見えた。

そして、ゆー君が俺らに奢ってくれた缶コーヒーは、紛れもなくゆー君が自分で稼いだ金で奢ってくれたものだった。
たかだか缶コーヒーを奢ってもらっただけだったけど、ゆー君を取り巻く様々な背景が垣間見え、同級生だったゆー君を遠くに感じた瞬間だった。



余談ですが、最近の私は缶コーヒーは滅多に飲みません。
名前は缶 コーヒー だけど、角砂糖3個分以上の糖分が入ってたりするので、いつも飲んでるコーヒーとは別の種類の飲物だと思っています。
飲んだ後口の中がベタベタしたり匂いが残ったりして嫌なんだよね…。 
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