Lv.1
おやっさん
―――つづき。
かくしていきつけだったラーメン屋が国分寺から奥多摩へと移転したと知った私。
といっても国分寺から奥多摩まではだいたい1時間半かかる。

しかしそんなに迷うことなく、よし、夜に食いにいくか!!と決めました。
そこまでしてでも食いたいっていうよりかは、もうどっちかというと意地みたいなもんでした。
久しぶりに東京まで来たし、場所まで聞いてしまった以上行ってやるわい!!!みたいな、あるいは、ちょっとびっくりさせてみたかったというか。
おこがましい考えかもしれないけど、移転したのにわざわざ場所を調べて京都から食べに来てくれた客がいたら、店長&おやっさんも喜んでくれたりするんじゃないかなとか思ったりもしました。
それになぜ奥多摩にいったのかちょっと気になったし、いろんな使命感から自然と行くことに。

代わりの昼食はこれまた行き着けだった中華料理屋にて、好きだった納豆炒飯と酸辣湯麺(スーラータンメン)。

納豆
天竜の焼き飯の次に好きな炒飯はこれかな。
納豆炒飯は自分で作ることもありますが、この味を目指すイメージで作ってます。
当然ながら遥か遠く及びませんけどね。
ついてるスープも干しシイタケのグアニン酸と思われる旨みがたっぷりで美味しい。

すーらー
酸辣湯麺(スーラータンメン)。
一応ここの看板メニューなんですが、いろんな意味で衝撃的な味。
文字通り、とにかく酸っぱくて辛い。初めて食べたときは
「分量間違えてるんちゃうんか?」というくらい刺激的に感じ、
「もう二度と食うか!!!!」とは思ったものの、しばらくして
「…あれ?今思い出してみると結構美味かったかも…」って感じになり、もう一回食べても
「やっぱり間違いだった!!!今度こそ二度と食わんぞ!!!」となり、それでも一ヶ月くらいたつと
「いや…やっぱり美味かった気がする…」となって、3回目くらいに食べてみると
「う~ん…凄い濃い味やけど美味いかも…」となり、それから1ヶ月くらい経つと
「あかん、思い出したら食いたーてしゃーない!!!!!」となり、そこからは病み付きになるという、好きになるのに時間がかかるけど、ハマってしまうとものすごく癖になる、そんな味です。(長い説明)
でも久しぶりに食べたからやっぱりキツかった。定期的に食べると麻薬のような中毒性のある味なんですよ。

もうちょい食べやすい味にすることもできるだろうのに、あえて妥協せず絶妙に濃いけど美味い味にしてるあたり、店長の自信とプライドを感じますね。
ちなみにこのお店は週代わり定食が毎週5種類くらいあり、それがどれも美味しいんです。
これも店長の腕前あってこそできることでしょう。
こじんまりしたお店でリーズナブルだけど、非常にレベルの高い中華料理屋です。


歩き疲れたのと、夜までまだ少し時間があるのとで、暇つぶしのために何回か立ち寄ったことのあるゲーセンで時間を潰すことにしました。
ギャンブルは嫌いな私ですが、実は一時期プッシャー型メダルゲームにハマっていた時期があったのです。
ガラス張りの中に大量のメダルが敷き詰められてて、コロコロとメダルを転がしいれたらメダル同士が押し出しあって最終的に手元に落ちてくるアレです。

プッシャー

こういうやつのでっかい版。
海物語のプッシャーがあったので、適当に時間をつぶすつもりでやってたら1100枚の超大当たりが出てしまい、「3番ステーションのお客様、ジャックポット獲得です!!!おめでとうございま――す!!!」とか店内でアナウンスされるわ、バイトの人が何人も「おめでとうございます」と言いながら通り過ぎるわでちょっと恥ずかしかった。
「こんなに使いきれるか!!!」って感じだったので最後に近くにいた小学生くらいの女の子にメダルを全部あげて去りました。

あぁ~あ、余計なことに運を使ってしまった…。

夕方になったので奥多摩に向けて出発。

ガラガラ
中央線から青梅線に乗り換えると人が激減し、その人らも進むにつれ一人また一人と降りていき、最終的に電車にのっているのは自分だけになりました。
東京も西の端までくると周りは街頭もほとんどないない真っ暗。

奥多摩

ふぅ…ようやく到着。

和尚

お店は駅から歩いて5分程度のところにありました。


店長「いらっしゃいませぇ~」
おやっさん「いらっしゃい。」
伊藤「………………。」
店長「………………。」
おやっさん「………………。」
伊藤「………………。」
店長&おやっさん「………………。………あれ?前によく来てくれてた人だよね?」
伊藤「はい、聞きたいことがいっぱいありますよ。随分山奥に移転したんですね。」
店長「よくまぁこんなとこまで…。」

とりあえずあの頃と同じく塩ラーメンと小ライスを注文し、いろいろ話を聞かせてもらいました。

ラーメン

なんせこんな辺境の地だから昨日は客が二人しか来なかったよと笑いながら店長が言っておりました。
詳しくは書けないけど、店長はここでやりたいことがあるらしく、その展望を語る姿は生き生きして見えました。
行く行くは民宿としてもやっていきたいんだそうで、泊まっていけば?といってくれたけど一応ホテルとってたし2時間かけて五反田まで帰りました。

民宿やるにも宿泊施設としての許可を受けないといけないらしく、それが通ったら今度は泊まりに行くと約束してお別れしました。
2年以内にまた奥多摩に行くことになりそうです。

天竜のときも思ったけど、ラーメン屋と客っていうのはお互いの名前すら知らないのにラーメンを介して情だけで繋がってる、変な関係だなぁ…。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
すごいですなぁ~相変わらず(*^^*)2年振りに行って覚えてもらってるなんてそうないんじゃないかな?そして店長&おやっさんも遥々訪ねてこられて嬉しかっただろうな☆

あっ…ちょ、ラーメン食いたくなってきたんですけどォォォォォ!!!
2010/11/25(木) 07:02 | URL | もーりぃ #-[ 編集]
>もーりぃさん
情熱というより自己満足かな?
変な使命感に背中押されていってきました。

なんかこっち来てからあんまりここのラーメン美味いな!!また来よう!!
って感じのラーメン屋に出会えてないんですよね…。
天下一品とか横綱とか来来亭ばっかりでつまらん…。
2010/11/30(火) 19:49 | URL | fds #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する