Lv.1
研究室で時間を潰しているうちに今回の遠出のメインイベントである送別会の時間が迫ってきたので待ち合わせ場所でみんなと合流し、吉祥寺へ。

今現役の1,2年生は多いと聞いてたけど総勢80人とか多すぎ・・・。
今年卒業するぐっさん、佐藤さん、中村さんに加えて大浦も遅れてやってきた。
これで全員揃った。なんだかんだで同期全員集合って現役時代含めてもかなり久しぶりな気がする。
5人集まっただけで全員集合ってのもまた別の意味ですごいけど。

ケネルは例年なら15人前後はいるはずなのに俺の代は5人しかいなかった。
つまり単純計算で当番の回数も例年の3倍。係の仕事も3倍。
そして大浦は常にバックレて仕事を一切手伝わないので実質5倍以上にもなる。
あれはキツかったな・・・。要領の悪い俺は勉強よりも私生活よりも、ケネルを最優先にした生活だった。

もともとケネルは途中で辞めていく部員が多くて、俺の代も本当なら誰が辞めてもおかしくないような状況だった。
つーか本当は入部当初は7人だったけど、半年で2人辞めて5人になったわけだし。
残った5人が辞めなかったのは、あと一人辞めたらマジでやってられないからとしか言い様がない。
「自分でもよく辞めなかったなって思うわ」みたいなことをみんなが言ってた。

あのときは「もし学生生活やり直すとしたら、絶対ケネルには入らないだろうな。」とよく思ってたもんでした。
それでも今となっては「もし学生生活やり直すとしても、あんな死にたい思いをするとわかってても、それでもまたケネルに入りたいな」なんて思ってしまうから不思議だ。
思い出が美化されているんだろうか。
少なくとも「学生時代はこれをやりきった!!!」「これに全力を注いだ!!!」と言い切れるものがあるってのはいいことですよ。

「京都からわざわざやってきてくれるなんて先輩大ッ好きです!!!」と細井元部長が前部長と現部長を引き連れてやってきた。
先輩だからって偉そうに説教たれたりはあんまりしたくないなと思いながらもみんなに感化されてついつい熱く語ってしまった。
辛いことはいろいろあるだろうけど、乗り越えられればそれは大きな自信になる。乗り越えられなかったとしても、それに向かって必死に努力したことは何かしらの形で必ず財産になる。あと、一人で背負い込もうとせず、みんなで協力するようにね。 みたいなこと。

歴代部長改
56代目、菅原元部長は欠席。さらにこの後、俺の師匠である54代目部長にも会う用事があった。

55だぜ
同期5人。
みんなの前で花束を受け取ったぐっさんが、後輩たちに「みんな、学生生活楽しんでね」と言葉を送る姿はなんだか早くも女教師としての風格を漂わせておりました。
実はぐっさんはこの春から金沢で専門学校の講師をやるのだ。
それを聞いた後輩たちが「いい先生になりそうだよね!!」と目を輝かせておりました。


送別会の後にはさらに別の約束がありました。
俺らの1コ上の先輩が集まっている新宿へ。
兄貴分であるK先輩が東京から名古屋に帰られるので、その送別会です。
5人で行ったら先輩たちに「お前ら仲いいな」と言われました。
なんてったって5人集まっただけで全員集合ですから。

せっかくの送別会だったけども俺はホテルのチェックインの時間が迫っていたため、終電の時間が近かった大浦とともに店を出た。
先輩とも同期の3人ともまたしばらくのお別れです。

時間ギリギリまでいたため、俺と大浦は夜の新宿の路地裏を走っていた。
「西部新宿は多分あの建物だと思うから、あっちに向かって走ればいいと思う。俺はJRだからここでバイバイかな。」
「ありがとう。じゃ、次会うときまで達者でな!!」
と言いつつ、走りながら二手に分かれるという忍者のような別れ方だった。

慌しい別れ際だったけど、なにげに多分この別れが本当の最後になってしまって、二度と会わない人もいたんだろうな。
同期が卒業して、ぐっさんとグリコが金沢に行った以上、もう東京に行くことも少なくなるだろうし。


泊まったホテルはカプセルホテルでした。
カプセルホテルはもちろん初めてだったんだけども行ってみてびっくり。
不潔、窮屈、貧乏臭い・・・なんていう先入観ありまくりだったけど全てその逆でした。
快適さを保ちつつ、いかに多くの人数を詰め込めるか。その無駄のなさ、最大公約数の追求って感じがすごくよかった。安いし。

まぁ泊まってるのは40代以上のおっさんばっかりでしたが。
若い人はやっぱネットカフェに泊まってるのかな。
俺はやっぱりちゃんとした布団で寝たいからこっちにしたんだけども。

旅疲れからぐっすり眠って、朝は大浴場に浸かりながらスクリーンで「遠くへ行きたい」を見て、ささっと朝食をすませて京都へ帰る。
本当なら午後からまた釣りに行こうかと思ってたけど帰宅したのが午後1時だったし、やめた。
かわりに自作のロッドホルダーを作ったりして釣り欲求を誤魔化した。

―――――送別会、東京の旅日記 【完】―――――

はい、ちょうど一ヶ月前の出来事でした。
番外編「リアル孤独のグルメ」をお楽しみに!!
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する