Lv.1
3連休に東京に行って来たとき、4年間住んでいた国分寺にも行って来た。
自分が4年間過ごした街並みを見て、その変わりっぷりを見てみたり、いろんな思い出を思い出して哀愁に浸ろうというのもあったけども、一番の目的はあのラーメンを食べることだった。

あのラーメン

頻繁に行っていたとはいえ、1年半ぶりなんで、顔を忘れられていることもあるだろうなぁ。
別に顔を覚えているかどうかとか関係なく、単に美味いから食いにいきたいんだからそれはいいとして、もし気付かれなかったらお会計のときにでも「覚えてますか?」みたいに言ってみようかなって感じだったんだけども、店に入るやいなやイスに座る前に親父さんが

「おやぁ~これはまた・・・・」

と言ってきた。早っ!!

「おやぁ~これはまた・・・・」
「あ、わかります?覚えてくれてたんですか。」
「えぇ、確か今京都だって言ってましたよね。」
「はい、今日は学校の学園祭があるんでこっちに来てて、それで立ち寄ったんですよ。」
「へぇ~、いやね、たまに思い出して元気にしてるかなって思ってたんですよ。実家は確か徳島でしたよね?」
「そうですけどよく覚えてくれてますねぇ~。」

実家が徳島だとかいうのはチラっと言ったくらいなのにそこまで覚えてくれているとはちょっとびっくりした。
注文したのは塩ラーメンと小ライス。ここでいつも注文していたもので、いつもどおりのあの食べ方をしたかったのだ。

匂いを嗅ぐ。あぁ、変わってない。この香り。
まずはスープを最初に一口。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――・・・・・・・・。

大袈裟かもしれないが、一瞬意識が飛んだような気がした。
忘れていた思い出が、走馬灯のように蘇った。
このラーメンは、嫌なことや辛いこと、苦しいことがあったときなどによく食べにきていた気がする。
このラーメンを食べているときだけは、そういう苦痛から開放される気がしていたからだ。
スープの味が栞のように、そんな思い出をあの頃のなかから拾い上げてきた。
そして、いろんな悩みや苦痛を抱えていたあのときの自分を俯瞰的に見て、頑張れと励ましたくなったり、頑張ってたなと誇りに思ったり、それと懐かしさが混ざり合って、複雑な感覚に襲われた。

あんた・・・なんちゅうもんを食わせてくれたんや・・・

と、自分で注文しておきながら京極万太郎ばりに泣きそうになった。
いや、それは大袈裟だけども、京極さんの気持ちがわかった。

そういや昔の日記を読み返して気付いたけど、味玉ってトッピングで別注せんと入ってないんだったな。
今回注文しなかったはずの味玉が最初から入ってた。
多分大将が「また来てくれてありがとう」とばかりにこっそり入れてくれてたんだろう。
俺よく味玉入れてたしなぁ。大将ありがとう(´;ω;`)ウッ…

あと、クローズを読むようになったのもこのお店でラーメンが来るのを待つときに読んでたのがきっかけだったな。
大将も「これおもしろすぎるよね。」みたいに話してました。

今後も東京に行くことは何度かあるだろうし、空いてる時間があればまた行きます。
大将、親父さん、これからも美味しいラーメンを作り続けてください。ごちそうさまでした。

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コメント
この記事へのコメント
4年も通えば 懐かしいやろなぁ
2008/11/15(土) 21:20 | URL | てら #-[ 編集]
そんな店は、大切にせなアカン!
2008/11/15(土) 22:43 | URL | フローター #-[ 編集]

>てらさん
僕が2年のときに開店したので、正確には3年間なんですけどね。
開店当時からよくいってただけにお互い思い入れがあったんだと思います。

>フローターさん
ですよね。必要以上に常連贔屓しすぎないところも好きでした。

しかし今僕の住んでる周囲は来来亭、横綱、天下一品などのフランチャイズ系ラーメン屋が多くて、今のところいいラーメン屋さんを知らないんですよねぇ。

2008/11/20(木) 21:38 | URL | fds #-[ 編集]
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