Lv.1
最近月曜日にやっている「深イイ話」という番組が好きです。
わずか1分という短い話の中に含まれている深さについて「深いなぁ~・・・」と感動したり「う~ん・・・よくわからん」と唸ったりする番組です。
その1分の話はアニメ、映画のワンシーンや台詞だったり、歴史上の人物のエピソードだったり、身近な生活の中に潜んでいるトリビア的なものだったりと様々。

今のところ俺が一番「深いなぁ~」と思ったのはミロのヴィーナスの話です。
ミロのヴィーナスは誰が何のために作ったのか未だに謎で、あの両腕も発見された当初からありませんでした。
その両腕を様々な芸術家たちが想像で作ってみたりもしたが、結局そのどれもが両腕のないヴィーナス像の美しさを越えることはできなかった・・・というただそれだけの話。

残念ながらこの話は出演者たちの評価はイマイチだった上、VTRの後にこの話についてのトークも一切ありませんでした。
でも、この話は芸術における一つの結論を出しているのではないかと思うのです。

ミロのヴィーナスを見た人は、きっと無意識にその見えない両腕を頭の中で思い描く。その腕の細さ、長さ、肘や手首の曲げ具合、手や指の形などの組み合わせは無限に存在する。ミロのヴィーナスは、無限の選択肢の中から見た者に一番美しいと思わせる両腕をイメージの中で見せているのだ。

つまり、どんな両腕が一番美しいと思うかは人によって違うように、芸術の最終到達地点は個人個人の想像の中にある。あるいは個人が潜在的に持つ未知の領域の中にあるので、それを具現化することはできない・・・・いや、なんかうまく説明できないので平たく言うと、どんな高尚な芸術も結局は「人それぞれ」「好き嫌い」という結論に至るのではないかということ。

なので、「そんなしょーもない○○で感動できるなんて薄っぺらい人間だな。」「××のよさをわからないなんて幼稚な感性だな。」(○○、××には漫画、映画、音楽、お笑いなどいろんなものが入る)みたいなことを正直常日頃思ってしまったりしてたけど、結局は人それぞれ、好き嫌いなんだからそんな風に馬鹿にするのは間違ってたかなと反省した。

自分の好きなものや自分の価値観を否定しにかかってくることでもない限り、別にそれで誰にも迷惑かけてないならいいじゃないかとね。

そういえば誰かが言っていた。芸術=平和だと。

戦争とは互いの違う点、理解できない点、分かち合えない点を否定しあったり押し付けあったりすることであるが、それに対して芸術とは互いの美意識、価値観などの共感によりメッセージを伝えたり感動を与えたりするもの。つまり戦争と芸術は相反する行為なのだ。
また、戦争の反対は平和でもあるので、これによって芸術=平和という等式が成り立つ。

たしかこのサイトの管理人さんが言ってたのかな。
http://kajipon.sakura.ne.jp/index.htm
この人はただ者ではない。
ここまで貪欲に芸術を求めるなんてまさに脱帽。
世界中の様々な業界の故人のお墓を尋ねて旅し、本も出版している。
そして何より、この人はクレイジーなまでにジョジョを愛している。
ジョジョ関連のイベントに多く携わり、終には荒木先生とも対談したり一緒にジョジョ立ちしている様子。羨ましすぎる。
特に名場面50選の解説は凄い。
http://kajipon.sakura.ne.jp/art/jojo-story.html
難解であまり手に取ることがなかった第6部も、この人の解説を読んでもっと熟読しようと思った。

さて、最後に話を「深イイ話」に戻します。
俺もいくつかの「深イイ話」を持っているんですが、そのうちの一つに、中学の卒業式の後で横畠先生がみんなに送った歌があります。

あの歌の本当の意味がわかったのは実はごく最近。
どんな歌だったのか、そしてどんな意味なのか。
時間があれば近々また書きます。
今日はここまで。
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コメント
この記事へのコメント
よこっぱが贈った歌ってなんだっけ・・・?
いっちょも覚えてない。。。

芸術=平和っていう考えが素敵 *
2008/04/30(水) 16:21 | URL | りえこ #-[ 編集]
いわりえはA組やったからな。
聞いたのはB組の子だけやからしょうがないよ。

いずれ詳しくはいずれね・・・。
2008/04/30(水) 19:17 | URL | fds #-[ 編集]
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