Lv.1
今日は母の命日。ちょうど10年目。

10年かぁ・・・。

中学生だった俺は高校生になり、大学生になり、社会人にまでなった。
長い10年だった。
しかしお父さんは確実にこの10年、朝晩に仏壇にお経をあげるのを欠かしたことがない。

思春期真っ只中から始まったこの10年間は、甘やかされたり過保護に育ててきた家族に対して反発することが多かったけど、10年目の今年は家族に対する意識が大きく変わった1年だった。長い氷河期が終わり、分厚い氷が溶けるように、ようやく長かった反抗期が終わった。一連のその事情について詳しく説明する時間はまだないけど。

ずっと前に「弱さを盾にして自分を守る人間や、弱さを武器に開き直るような人間が嫌いだ」みたいにいってたけども、結局自分も本当にどうしようもない状態にならないと家族の優しさに気付けない人間で、それまで反発しておきながらこんなに簡単に態度を変え、今度は自分の弱さを認め、助けてもらっていることが情けない。

経済的にも自立できたし、俺はもう完全に家族から独立できた・・・みたいに考えかけてた自分を戒めるための罰だったのかな。

9月末に実家に帰ったときにばぁちゃんが言っていた。
「困ったことがあったら家族みんなで支えあったらえぇんじゃよ。」

家族みんなで支えあって・・・・ この言葉、ずっと前にもどこかで聞いた気がする。それはあのとき病院の廊下で聞いた言葉だった。

あれだけ大きな出来事に突然出くわしたのによくこんな前向きなことを言えたなとあのときのばぁちゃんを尊敬する。

俺の3倍以上生きてるだけあって、進むべき方向はしっかり見えているんだなぁと思った。
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