Lv.1

少し前「ニューシネマパラダイス」という映画を見た。
自称映画中級者がお勧めする映画と言えば「ショーシャンクの空に」と「ニューシネマパラダイス」らしい。
そういえば「ショーシャンクの空に」のレビューの中に気になったものがあった。


 もはや本作は、映画本来が持つ力からは離れてしまった所に位置されている作品だと思う。つまり、「ショーシャンクの空に」という名前だけが一人歩きし、ブランド化し、記号化されてしまってる。夢や希望といったヒューマニズムがあり、それでいて人生の苦味もあって、バランス感覚が優れている作品ではある。派手でバカなハリウッド映画でもないし、至極難解な哲学的映画でもない。役者陣はだれも力があって、カメラワークも悪くない。全体的に「良い」作品だ。しかし、本作高評価の背景にあるのは、こうした「映画的なバランスの良さ」からではなく、もう一つのバランスが作用してるからではないかと思う。すなわち、超メジャースターが出ておらず、アカデミー受賞作でもない。ほどよく知的で、ほどよく娯楽性もあるという、観る側のセンスの良さをアピールできるバランス感覚だ。ミーハーでもなければ、マニアックなオタク趣味でもない。前評判の高さも手伝い「ショーシャンク」は見る者のハートをくすぐる。「ショーシャンク」の名は、こうしてある特定の意味を象徴する記号となり、無批判なブランド化を生んでしまったのではないか。であるならば、きわめて不幸な作品と呼ぶこともできると思う。


確かにねぇ・・・。
どんな映画が好きかとか、どんな音楽が好きかみたいなのって、それなりに自分のセンスや感受性、価値観なども意味しますもんね。
今までそういうのも意識していろんなものを評価してた面も少なからずあっただろうなと反省。
本当に好きならばそういうのも気にせずに好きなら好き、嫌いなものは嫌いといいたいものです。

それでもやっぱり、自分から見て何の価値もないものが必要以上に世間で高い評価を得ていたりすると納得いかなかったり腹が立ったりして叩きたくなってしまったりするんですが。
逆に自分の好きなものの評価が低かったりけなされたりしたら「この面白さが理解できないだけのくせに」みたいなひねくれた態度を取ってしまったりとか。
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